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ヴィレの個人用呟き備忘録。美術や読書なんかを中心にまとめるよ。 読むのならあまり信用しないで、気になったら自分で調べた方が良いよ。 飽き性だからいきなりやめるかも
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「芸術は、造形的自然―そうしたものがあるとして―が像を考えた通りに書かなくてはならない。つまり抵抗する素材のために否応なく生じる劣化を避けて。……いや全く、私達(画家)が直接に目で描けないとは。目から腕を経て絵筆に至る長い道のりにおいて、どれだけ多くのものが失われることか。……もし、ラファエロが不幸にして手なくして生まれたとして、彼は絵の最大の天才ではなかったという事があろうか」
コンティ(レッシングの戯曲「エミーリア・ガロッティ」を見て)

直接に目で描けたら素晴らしいけど、それが出来ないから画家は懊悩煩悶するのだよ。自分の想いを伝える手段がそれしかない事をわかってるから。でも「多くのものが失われる」と同時に「少しのものが付加されている」可能性も捨てずにいたいとも思う
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