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ヴィレの個人用呟き備忘録。美術や読書なんかを中心にまとめるよ。 読むのならあまり信用しないで、気になったら自分で調べた方が良いよ。 飽き性だからいきなりやめるかも
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アートセラピーがかえって心の傷を深くなる可能性もあるとの記事から。

「絵を描くことは、子ども自身が気づいていなかった怒りや悲しみが吹き出ることがある」と指摘。特に水彩絵の具のように、色が混ざってイメージしない色が出る画材を使う際には、意図せず、強い怒りや不安が出てしまう心配があるため、注意が必要とした。

絵を描く事または詩を書く事というのは、歌を歌う事や小説を書く事よりも内省的であると思う。歌や小説は少なからず外部に晒すであろうという予測をした上 の開放を伴っている。故に絵や詩は心情の吐露の場となり易い。内省は気付かなくても良い事にまで気付いてしまう危険がある

例えば誰に聞かせるでもない独り言や口癖に個人の性格を読み取るのと同様に。人に披露するという事やメッセージ性を込める事を考えれば、芸術(アート)は確実に大衆(ある意味でのデザイン)に近付くでしょう。そう言った内省

だから芸術療法なんていうものがあるんだろうけど。アートセラピーと銘打ってるけど「療法」だからね、病気ありき。鬱屈を昇華させる事が目的だから、誰に でも効く万能薬ではないし、人によっては悪影響だと思っていながらも「出来上がる」事が楽しくて止められない事もある。麻薬みたいに

面白いのは「水彩」という例を挙げている事。彩色は絵を描かない人の想像以上に主観が介入してくる。水彩の特異すべき点は光の表現力と透明性でしょう。光 の表現は同時に闇の表現も知らずうちに可能。さらに透明性が加われば人によっては痛々しい程の心的表現が可能でしょうけど、水彩は僕、やりません
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