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ヴィレの個人用呟き備忘録。美術や読書なんかを中心にまとめるよ。 読むのならあまり信用しないで、気になったら自分で調べた方が良いよ。 飽き性だからいきなりやめるかも
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La Biblioteca di Babeleシリーズ第6巻、オスカー・ワイルド「アーサー・サヴィル卿の犯罪」読了。この話、ウィンダミア夫人が出てくるんだけど「ウィンダミア卿夫人の扇」のウィンダミア夫人とは別人だよね?持ってるけどまだ読んでないけど

表題他、「カンタヴィルの幽霊」「幸せの王子」「ナイチンゲールと薔薇」「わがままな大男」の5編収録。ワイルドの話に出てくる登場人物のだいたいは原動力が愛だと思う。作品に作家の性格が出ちゃうタイプと思われる

前半2編よりも後半3編の物語の方が圧倒的に好み。「幸せの王子」のストーリーは知っていたけど、恥ずかしながら原作で読んだのは初めてだった。下手に児 童文学風に編集するのはとても良くない事だ。「ナイチンゲールと薔薇」も短編なのに何とも言えない。嫌いじゃない、むしろこういう話すごく良いわ

そういやシビルって名前も「アーサー…」だけじゃなく「ドリアン・グレイの肖像」にも出てたよね。ワイルドの話は同じ名前の別人が別の作品に出てるパター ンが多い気がする…単に名前考えるのが面倒臭いのか、それとも当時はその名前が流行っていたのか、貴族の名前の定番があるのか…
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