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ヴィレの個人用呟き備忘録。美術や読書なんかを中心にまとめるよ。 読むのならあまり信用しないで、気になったら自分で調べた方が良いよ。 飽き性だからいきなりやめるかも
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第一に光源の指摘。僕が写真模写ばかりやっているものなのでカメラのフラッシュを考慮していない点について。第二に輪郭の指摘。これ数年前にも言われたんだが未だに直ってない。第三に自分の絵を何故描かないのか。

技術は悪くないし、素人目から見れば上手い絵は描けている。が、所詮はそこまでだ。僕の絵には霊感がない、それは自分でも気付いている。完璧に見抜かれてる。やっぱりそういうとこがプロは違う

「君には金がある。より良いものをつくるためには宝石を拾え。今のままでつくれるものは金貨しかないが、宝石があればもっと別のものをつくれるだろう。もちろん金貨も拾うに越した事はない」

あと、バレエダンサーがトゥーシューズを履いてから立ち上がる間の心情の話だとか、計算した結果自分が死ぬまでに持ってるレコードを聞ききらない事が判明 した話だとかした。その人はずっと絵を糧にしているせいか、絵を描く事を種を蒔くと言う。必要なものは実らせて、必要じゃないものは抜いていくと
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ブラック・スワンで思い出したけど、バレエと言えばドガだよね。ドガも印象派と言われているけど、屋外の作品よりも屋内の作品の方が圧倒的に多い所が他の印象派と少し違う。多くの印象派は光としての瞬間を捉えるために外に出たけど、ドガは運動としての瞬間を捉えようとしていたと

バレリーナって魅せるための身体という点においてボディビルダーやモデルと似たような美があると思う。ボディビルダーよりも優雅でモデルよりも実用的。そして題材に物語性がある。去年見に行ったけど「エトワール」にも色々裏話があったりするしね

あとヴァレリーの「ドガ・ダンス・デッサン」は詩的な感じでドガについて語ってて読み物として面白かったような記憶が。小説みたいな感じで内容あんまり覚えてないけど。友達の事で一冊本書けるってすごいなぁと思いながら読んだ
感情は味覚のようなものだから、甘い食事ばかりとれば甘味に敏感になるし、苦い食事しか知らなかったら必然的に苦味を求めてしまう。逆も然り。そういった意味で色々な食事をとる事はとても大切だと思う

「食い意地が張ってない奴は生きようという意志がない」とお話なさっていたので、ああ、なるほど、その通りだと。正直僕は食事好きじゃないのでとても納得してしまった
面白い考え方の人と話をした。その人は物事には全て終わりがあると信じていてそれをとても冷静に分析する。結婚をすれば必然的に離婚が付きまとうので、自分の関係に異性を混ぜる事を好まない。自分は結婚しないであろうと言うその人は何を社会に遺せるのかを考えていた

偉業を成し遂げられる人などほとんどいないので、生物としての本能的且つ人間としての快楽主義的に子供を遺すというのが世間一般としての代表例だと返し た。その人は悲しそうに「生まれたからには死ななくてはならない」と言った。誕生ありきの死ではなく、死ありきの誕生。ああ、と思った

不思議だったのはその人がそれだけ終わりを信じているのにも関わらず輪廻転生を信じているという事。その人の夢は自分が殺めた虫達に、虫に生まれ変わった 自分を殺してもらう事なのだそう。「君との会話を録音しておけば良かった」と言われた。「また話せば良いんじゃない」って返した
自殺について 他四篇 (岩波文庫)

岩波文庫、ショーペンハウアー「自殺について」読了。表題他、「我々の真実の本質は死によって破壊せられえないものであるという教説によせて」「現存在の虚無性に関する教説によせる補遺」「世界の苦悩に関する教説によせる補遺」「生きんとする意志の肯定と否定に関する教説によせる補遺」の5編

正直、あまり自殺云々という事は書いてない。表題で勘違いして釣られる人も多いだろうし、僕もその一人。ていうか自殺を罪悪と見なすキリスト教に対する糾 弾というか非難の方が強い。自殺について肯定も否定もしてないといった印象。時間論と死についての本(この人の文読むと大抵時間論関わってくる気がする)

あと「我々の~」の中の余興としての小対話篇に登場するトラシュマコスが「僕は、僕は、僕は生きたいのだ!」って言っててなんか可愛かった(プラトン「国 家」に出てくるみたいだけど未読)この台詞でぐぐったら英語で(I, I, I want to go!)って出て思わず突っ込んだ

個人的に三大厨二病御用達哲学者の一人(ちなみにあとの二人はまぎれもなくニーチェとキルケゴール)。元々「パレルガ・ウント・パラリポーメナ」っていう 随筆と言うか小論集の中に収められているだけあってコラム的に読める。安いし薄いし。影響受けてる作家とかの思想知ってればもっと読み易いと思う

でも、それであるが故に「あの本のここに書いてある(から読め)」という、こっちの勉強不足を突いてくる感じ。岩波文庫の青本は訳が古いから、格調は充分 伝わってくるけどこれ一冊で完全に理解するのは難しい。哲学書なんて一冊で理解出来っこないし、この人の考え方でいくと翻訳本も許されないので
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