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ヴィレの個人用呟き備忘録。美術や読書なんかを中心にまとめるよ。 読むのならあまり信用しないで、気になったら自分で調べた方が良いよ。 飽き性だからいきなりやめるかも
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La Biblioteca di Babeleシリーズ第26巻、ダンセイニ卿「ヤン川の舟唄」読了。本名はエドワード・ジョン・モートン・ドラックス・プランケットというアイルランド 人。見るからに貴族っぽいと思ったら案の定貴族だった。貴族の書く話ってなんとなく好きじゃないんだよなぁ…

表題他「潮が満ち引きする場所で」「剣と偶像」「カルカッソーネ」「野原」「乞食の群れ」「不幸交換紹介」「旅籠の一夜」の8編収録。ボルヘスは「文学 は、宇宙開闢説と神話とをもって始まる」と書いているが、これは神話になれない神話といった感じだろうか。そういった意味ではラヴクラフトっぽいか

「潮が満ち引きする場所で」は成仏できない男の話といった印象しかない。ある日友人達に殺された「私」は浜辺へ埋められる。潮の満ちては埋り、潮が引いては取り残され、誰かが遺体を発見して埋葬されてもまた誰かが掘り返し、眠る事もできず…みたいな

「旅籠の一夜」は戯曲。この人の戯曲、結構人気だったみたいね、ブロードウェイで5作品同時上演されたり。だが全体的にあまり記憶に残らなかったな…なん か貴族の書く本ってめそめそしてる感じがする、すごく偏見だけど。僕は貧乏人の話の方が好きだ、自分が貧乏人だし、家柄とかもよくわからないから
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