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ヴィレの個人用呟き備忘録。美術や読書なんかを中心にまとめるよ。 読むのならあまり信用しないで、気になったら自分で調べた方が良いよ。 飽き性だからいきなりやめるかも
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La Biblioteca di Babeleシリーズ第4巻、フランツ・カフカ「禿鷹」読了。短編集というか掌編位の短さの話も収録されている。2ページ位で終わってしまう話もあってすらすら読めた。岩波から出てる「カフカ短篇集」に入ってる話もいくつかあった

表題他、「断食芸人」「最初の悩み」「雑種」「町の紋章」「プロメテウス」「よくある混乱」「ジャッカルとアラビア人」「十一人の息子」「ある学会報告」「万里の長城」の11編収録。岩波に入ってるのは「雑種」「町の紋章」「禿鷹」「プロメテウス」「万里の長城」の5編

純粋に面白かった。正直カフカなんて「変身」が全てだと思ってたけど短編面白い。「変身」もそうだけど書き出しが魅力的で惹き付けられる。ボルヘスはカフ カの作品について「服従」と「無限」の強迫観念に支配されていると言っている。カフカの作品は無限に続くヒエラルヒーで構成されていると

ただ、これだけ掌編短編が面白いとなると長編はどうなんだろうなぁ…逆に間延びしちゃわないだろうか…と本棚の「審判」を見ながら思った。もうしばらく眠らせておこうか…
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