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ヴィレの個人用呟き備忘録。美術や読書なんかを中心にまとめるよ。 読むのならあまり信用しないで、気になったら自分で調べた方が良いよ。 飽き性だからいきなりやめるかも
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解離性障害―「うしろに誰かいる」の精神病理 (ちくま新書)

ちくま新書、芝山雅俊「解離性障害 「うしろに誰かいる」の精神病理」読了。最近ちょっと不安定みたいで、幻覚と夢と現実がこんがらがってきたので。本当はこういう系の本は読む事を避けてたけど、僕の気質から考えても、自分と直に向き合うよりも、やはり本を通して遠くから見つめ直す方が自分のためになると思う

鏡恐怖、夢中自己実像視、デジャヴ等は解離以前の体験として顕著に見られる。そして解離の主観的体験として離隔、気配過敏症状、対人過敏症状、人影の幻視・幻覚、表象幻視、体外離脱体験、解離性幻聴等が見られる。この本で特徴的なのが統合失調症として診断され易い体感異常との関係性も述べている

症状はもうわかってるので良いとして、宮沢賢治と解離の関係は読んでいてとても面白かった。宮沢賢治の作品は日本文学が苦手な僕でもすんなり受け入れる事が出来た印象だった。それはもちろん宮沢賢治自身の作風や技量も関係しているだろうが、なんとなく似てたんだよね、自分と

僕の場合、夢を見る時は傍観している夢がほとんど。リアル過ぎて感触や音声や色彩なんかが鮮明過ぎて、夢だったのか起きて想像してたのか実は現実かわからなくなる。しばらくすれば忘れるんだけど。他人の行動をカメラのように傍観していて自分が出てくる夢はとても珍しい。だが、本当は自分の夢は自分視点で自分の感情で動くのが自然なのかな

あと、鏡は見てるとちゃんと自分を確認できるので逆に解離しそうな時に見る事がわりとある。でもふとした瞬間に鏡があると気配過敏で竦む事も少なくない。いずれにせよ鏡があると見てしまうのだが、ナルシストな訳じゃなくて見ずにはいられない

今日はここまで
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