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ヴィレの個人用呟き備忘録。美術や読書なんかを中心にまとめるよ。 読むのならあまり信用しないで、気になったら自分で調べた方が良いよ。 飽き性だからいきなりやめるかも
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ラヴクラフト全集 (1) (創元推理文庫 (523‐1))

創元推理文庫、H.P.ラヴクラフト「ラヴクラフト全集1」読了。20世紀アメリカが生んだ鬼才、幻想と怪奇の作家、ラヴクラフトの全集第1巻(中表紙引用)「インスマウスの影」「壁のなかの鼠」「死体安置所にて」「闇に囁くもの」の4編が収録された短編集

クトゥルフ神話って度々話題に上がるけどどんな感じだろうという理由で読んでみた。「イカみたいなタコみたいな神様の出てくる神話」といったイメージだけ のほとんど予備知識なしの状態で読んでみたけど、そこまで読みにくい訳ではなかったかも。20~30年代の作品にしては古臭さを感じなかった

「インスマウスの影」は一種の土地の神様的なものへの恐怖といった感じ。じわじわくるタイプ+自分が狂うタイプのホラー小説。本当に「いあいあ くとぅるふ ふたぐん」って言ってた。だがそれが何を意味するのかはここだとわからないので解説書とか読むと良いんだと思う…気が向いたら

少なくとも全集1には「クトゥルフ神話」という言葉が出てこないんだよなぁ。メネ、メネ、テケル、ウプハルシンだとかフングルイ、ムグルウナフだとか訳の わからない言葉は一杯出てくるけどそれについての説明は特にない…多分その辺の解釈をするのが楽しいんだろうけど、それは他の作家の仕事なのかも
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