ヴィレの個人用呟き備忘録。美術や読書なんかを中心にまとめるよ。
読むのならあまり信用しないで、気になったら自分で調べた方が良いよ。
飽き性だからいきなりやめるかも
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高崎市美術館「レオナルド・ダ・ヴィンチ もう一つの遺産」展に行ってきた。画家でありながら、科学、物理、医学、建築、数学、天文学、彫刻、音楽といった多岐に渡る研究を残し、通称万能の天才であるレオナルドの素描に焦点を当てた展示。画家の展示会で油彩の展示がない美術展って珍しい
展示のほとんど全てがレオナルドの展示とスケッチをもとにした模型で構成されている。模型の展示は見てるだけでも楽しい(だって触れないし…動かせたら絶対もっと楽しい)ワークショップが多いのも魅力。レオナルド考案の釘を使わない組木の橋作りは面白かった
一応展示されてるのは手稿や素描の中のファクシミリ版というやつで、原本から紙や製本、印刷技術まですべて模倣し、精巧に作られた模写版。これがなんと岩 波から出てるみたいで(現在品切れ重版未定)パリ手稿は別冊込14巻で250万円くらいするので古書店で見付けたら是非ご購入を
展示のほとんど全てがレオナルドの展示とスケッチをもとにした模型で構成されている。模型の展示は見てるだけでも楽しい(だって触れないし…動かせたら絶対もっと楽しい)ワークショップが多いのも魅力。レオナルド考案の釘を使わない組木の橋作りは面白かった
一応展示されてるのは手稿や素描の中のファクシミリ版というやつで、原本から紙や製本、印刷技術まですべて模倣し、精巧に作られた模写版。これがなんと岩 波から出てるみたいで(現在品切れ重版未定)パリ手稿は別冊込14巻で250万円くらいするので古書店で見付けたら是非ご購入を
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新潮文庫、スティーヴンソン「宝島」読了。古典なのであちこちの出版社から出てるけど今回は新潮文庫版。文庫本だとどうしても教養小説っぽくなるけど、児童文学とし ての出版もされているので最初の出会いとしてどの出版社、翻訳者を選ぶかが難しい所。ちょっと今回の選択は間違ったかもしれない…
島で宝探しをする事が物語のメインかと思ってたけど全然違った。海賊一人一人のキャラが濃い。主人公のジム・ホーキンズ、片足のジョン・シルバー。ワン ピースで聞いた事あるような名前もしばしば。特にジョン・シルバーは肩にオウムを乗せた海賊のイメージを作り上げ、定着させてしまった
何が失敗だったかと言うと、文庫本は大人向けという事もあり、古典文学によくある堅い文章表現なのでどきどきはらはらが足りない。物語の疾走感はまどろっ こしい文章だとちょっとテンポが遅れてしまうので、児童文学みたいにすぐに頭に入った方が楽しいと思った。単に僕が馬鹿なのですが
勘亭流(歌舞伎の文字)は始まりから千秋楽まで何事もないようにトメ、ハネのメリハリをつけず丸みを持った文字で書かれる。また空白を埋めるように太く書く事で空席をなくす(満席)という意味を持たせる。フォントにも入ってるもんね、たかが文字でも意味があるんだね
ネペンテス(Nepenthes)は食虫植物であるウツボカズラの学名であると共に、希語「ne(無)+penthos(憂い)」から憂いを消すという意 味を持ち、その事から悲しみや苦痛を忘れさせる薬やものを指すという。由来には捕虫袋が薬壺に似ているという説、消化液に薬効がある説等がある
ディオネア(Dionaea)は食虫植物であるハエトリソウの学名であり、その由来はアフロディーテの母であるディオーネーからと言われている。独特な形 状を女神の睫毛に例えたからと言われているが、歴史書によると当時の植物学者が形状から女性器を連想したため、女神の名をつけたとされている
ドロセラ(Drosera)は食虫植物であるモウセンゴケの学名であり、由来はラテン語の「drosos(露、雫)」からである。和名モウセンゴケの毛氈は広くフェルトを意味し、どちらもモウセンゴケの形状をそのまま表した名になっている
ディオネア(Dionaea)は食虫植物であるハエトリソウの学名であり、その由来はアフロディーテの母であるディオーネーからと言われている。独特な形 状を女神の睫毛に例えたからと言われているが、歴史書によると当時の植物学者が形状から女性器を連想したため、女神の名をつけたとされている
ドロセラ(Drosera)は食虫植物であるモウセンゴケの学名であり、由来はラテン語の「drosos(露、雫)」からである。和名モウセンゴケの毛氈は広くフェルトを意味し、どちらもモウセンゴケの形状をそのまま表した名になっている
岩波文庫、ニコライ・ゴーゴリ「狂人日記」読了。短編集で「ネフスキイ大通り」「肖像画」「狂人日記」の3作収録。魯迅が処女作で題名借りたらしいけど当然の如く読んでないのでそれはまた別の機会に。どうでもいいがゴーゴリとゴーリキィって結構な頻度でごっちゃになるんだよな
「ネフスキイ通り」はなんかあまり印象に残らなかったので「肖像画」から。面白かった。当時のロシアの芸術の背景の勉強にもなるなぁと思いながら、どうやらゴーゴリは美術アカデミーに通ってたらしいね道理で詳しい訳だ。写実主義ってこんな感じで合ってる?
作品は二部構成。一部では奇妙な肖像画に魅せられた画家の話、二部ではその肖像画の経緯についてを語っている。構成としてもわかりやすい、種明かしみたい で。この肖像画というのがまるでホープダイヤモンドみたいな感じでミステリアスで良い。当時は酷評されたようだがこれが一番好きだな
「狂人日記」は長官の令嬢に恋してしまった小役人の「おれ」(岩波文庫表紙より)による日記形式で書かれた作品。深刻な被害妄想により犬が書いた手紙まで読めるようになる始末。笑ってしまいそうになるが、本人は大真面目なのである。病んでいく狂っていく様子がすごい
多分統合失調症なんだろうなぁ…当時の研究がどうだったのかはわからないがすごくリアルに描写されている。情景がじゃなく病状が。読み応えがある場面は 多々あるが、日記形式というのを利用した日付の表記がポイントだと思う。一人の頭の中の出来事は壮大なスケールで進んでゆく
この人の作品初めて読んだけど、正に奇譚って感じでバベルの図書館行きでも良かったような気がするのだけれどボルヘスさんはどう思ってたんだろうか。ドス トエフスキーがあったから選外か?いやあれはロシア短編集か、あっても良かったんじゃないかと思うほどの出来だと思うんだけどなぁ…
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