忍者ブログ
ヴィレの個人用呟き備忘録。美術や読書なんかを中心にまとめるよ。 読むのならあまり信用しないで、気になったら自分で調べた方が良いよ。 飽き性だからいきなりやめるかも
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Bunkamuraザ・ミュージアム「ルーベンス 栄光のアントワープ工房と原点のイタリア」展に行ってきた。展覧会のタイトルにもあるように工房に焦点を当てた展示だったように思える。工房作品とか、専門画家とのコラボ、指導した版画作品の展示が多かったです

工房でルーベンス風の画風を確立するための「9つの頭部」というエングレーヴィングの作品があったんだけど、その中の眠る子供の頭部があちこちの作品に登
場していた。おおもとが「眠る二人の子供」の左側の子供で、パンフレットの表紙の作品である「聖母子と聖エリザベツ、幼い洗礼者ヨハネ」にもいる

あとはフランダースの犬でネロが見たがってた「キリスト降架」(の版画)ね。ルーベンス自身が版画の指導してたらしくとても精巧でした(版画だから左右反
転だけど)。構図もやはり素晴らしい。「キリスト昇架」も見たかった。この版画作品が世に出回ったおかげで「キリスト降架」が有名になったらしい

あとはフランダースの犬でネロが見たがってた「キリスト降架」(の版画)ね。ルーベンス自身が版画の指導してたらしくとても精巧でした(版画だから左右反
転だけど)。構図もやはり素晴らしい。「キリスト昇架」も見たかった。この版画作品が世に出回ったおかげで「キリスト降架」が有名になったらしい

ルーベンスの工房は「黄金の工房」とも呼ばれ、膨大な注文があったらしい。注文に応えつつクオリティを落とさないよう仕上げはルーベンス自身が手掛ける。
こういう会社あるよね。なんか作品を捌いてる感があって、想像すると超忙しそうでスキルは上がりそうだけど、自分だったら勤めたくないな

それと個人的には専門画家達との共同制作作品が楽しかったな。当時は例えば人物はルーベンスが仕上げて背景はブリューゲルが仕上げるとか分業してたりして
たんだって。ブリューゲル(父)通称花のブリューゲルの花瓶の花は、こないだの「チューリップバブル」を読んでから一層好きになったなぁ

PR
カレンダー
06 2024/07 08
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
PR
ブログ内検索

Template by Emile*Emilie
忍者ブログ [PR]