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ヴィレの個人用呟き備忘録。美術や読書なんかを中心にまとめるよ。 読むのならあまり信用しないで、気になったら自分で調べた方が良いよ。 飽き性だからいきなりやめるかも
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角川文庫、ジャン・コクトー「阿片 ―或る解毒治療の日記―」読了。バロウズとギンズバーグの「麻薬書簡」のコクトー版という印象。「怖るべき子供たち」の翌年に出された本なので、ところどころにキーワードが入ってくるので「怖るべき子供たち」読了後に読んだ方が良いと思われる

デッサンと文章で構成され、どこからでも読めるような詩集というか随筆集というか。流石治療日記、デッサンの激しさ特に後半のデッサンは生き地獄を表現している。時折描かれる筒のような管のようなイメージは毒が排出されていく様だろうか。なかなかグロテスクである

「怖るべき子供たち」は阿片の療養中か。読んだんだけど、読書ノートつけてないんだよな。白い球と黒い球の対比がどうこうで、象徴的で想像しながら読むス タイルというか。要するに難解なんだけど、多分「阿片」の方がまだ読み易い気もする…成長したからか。一応訳が堀口大學なんだよな
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